crefus金沢校

2020.01.24
ブログ

はじめまして!越沢と申します。

はじめまして。1月からクレファス金沢の講師をいたしております、越沢恵と申します。

今回は簡単に自己紹介をさせて頂きます。

 

プロフィール

名前:越沢恵

出身;石川県金沢市

趣味:渓流釣り、山を歩くこと

特技:日本舞踊

 

石川県は海も山もあり、自然に恵まれた環境です。私はそんな石川で生まれ育ったこともあり、渓流釣り、山歩きなどアウトドアな趣味があります。渓流釣りは、父に教えてもらったことがきっかけで好きになりました。主にヤマメやイワナを釣ります。今年も3月に解禁となるので楽しみにしています。

 

大学は建築デザインを専攻していました。サークル活動では建築物の模型を作成することや金沢街歩きの企画を立てるなど、建築一色の学生生活を送っていました。私はものづくりを通して、達成感や想像が形になった時のワクワク感から様々なことを学び、感じてきた経験があります。クレファスでは学ぶことの楽しさを感じることができ、探求心や集中力を養えるところだと思います。皆さんと楽しく学び、時には悔しい思いをしながらも成長していける環境を目指します。よろしくお願いします。

 

ここからは余談になりますが、大学時代に発見した金沢の風景について少しご紹介したいと思います。金沢を散歩すると様々な発見があります。ぜひ、参考に歩いてみてください!

 

■ひがし茶屋街・にし茶屋街

文政3年(1820)当時、点在していた茶屋を加賀藩が浅野川の東岸と犀川の西岸にそれぞれまとめたのが茶屋街の始まりです。現在でも希少な茶屋様式の町屋を多く残しています。

この街並みは金沢に住んでいる人にとって親しみのある風景だと思います。

町屋の特徴の一つである格子ですが、皆さんは木虫籠(きむすこ)という言葉を聞いたことがありますか?

木虫籠は金沢特有の格子です。下の画像では分かりにくいですが、断面が台形の縦桟によって外から中は見えにくく、中から外は見やすいという特徴があります。また、外からの光が入り込みやすくなっているため、光を柔らかく室内に取り入れることができます。全ての町屋が台形の格子を使っているわけではないので、街を歩きながら木虫籠を探してみてください!

次は、茶屋街の美しい景観を守っている風景のご紹介をします。

例えば、ひがし茶屋街の町並みの写真を見て頂いても分かりますが、町屋の色、建物の高さ、屋根に対する出入り口の向きの統一などがあげられます。他にも、それぞれ別に建てられた町屋が老朽化に伴い、傾くことを防ぐために何本かの梁で支えあうという光景(左写真)や景観を壊す要因となりうる空調室外機を竹材や木材などで隠す(右写真)という工夫などがあります。茶屋街は着目点を変えて歩くと、毎回違った面白さがあるので飽きずに何度も歩くことができます。

■広見

金沢は細く、曲がりくねった小路が多いですが、突然、広く開かれた空間が現れることがあります。これらの広見は戦略的計画や馬車の回転処として使われ、藩政期には火災時の延焼防止として機能していたと言われています。金沢市で一番大きな広見は寺町寺院群の中を歩くと現れる「六戸の広見」です。細い道にも広い道にも意味があることに気づくといろんな道を歩きたくなりますが、様々な道を選択できるのも金沢の魅力だと思います。

 

■武家屋敷

金沢は一日で下級武士から上級武士までの住宅を巡ることができます。最後に、武家屋敷についての発見をご紹介します。

・上級武士の住宅

野村家(金沢市長町)

・中級武士の住宅

寺島蔵人邸(金沢市大手町)

・下級武士の住宅

高西家(金沢市足軽資料館:金沢市長町)

清水家(金沢市足軽資料館:金沢市長町)

写真を見ていただくと、下級から上級の武士の住宅の違いが分かると思います。屋根も天井も部屋数も使用している建材の質も全く異なってきます。

例えば…天井に注目するとこのような発見がありました!

・下級武士【高西家】

天井の材質は木材です。足軽の家は平屋ですが、下の写真のように天井裏を利用して、荷物を収納ができるようになっています。いくつも部屋を持つことができない下級武士だからこその知恵だと考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・中級武士【寺島蔵人邸】

天井も柱も漆塗りが施されています。

・上級武士【野村家】

上写真:網代天井

下写真:船底天井

同じ家にも関わらず、上級武士となると部屋によって天井を変えています。現代の住宅でも部屋ごとに天井を変えている方は少ないのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、野村家の内庭にはこのような石があります!

番号が書いてあるこの石は金沢城で使用するはずだった石です。このような石を庭に置くことができることから、位の高さを感じられます。ぜひ見つけてみてください!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

これからよろしくお願いいたします。

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