crefus金沢校

2019.07.03
ブログ

STEM教育・STEAM教育と教育版レゴ マインドストームEV3

こんにちは。クレファス 金沢の松田です。

気がつけば夏休みまでもう1ヶ月を切りましたね!

今週からクレファス の夏期イベントの申し込み受付を開始いたしました。

 

キット持ち帰り可能な工作教室も魅力的ですが、私のおすすめはサマースクールの特別なプログラミング講座です。

キックスクラスの「からくり秘密基地」

クレファスクラスの「二足歩行ロボット」

レゴ製作もプログラミングも普段の授業よりもレベルアップした特別な講座となっています。

小学生の頃は夏休みの自由研究が大好きだったので…夏のイベントは私もワクワクしています。

皆様のご参加を楽しみに待っています。

 

今回はSTEM教育・STEAM教育についての話をしたいと思います。

 

 

STEM教育・STEAM教育とは

 

STEM(ステム)は

Science(科学)

Technology(技術)

Engineering(工学)

Mathematics(数学)

の頭文字をとった言葉です。

 

STEAM(スチーム)はSTEMにArts(芸術)を加えたものです。

 

STEM教育は、オバマ前大統領が演説で取り上げたことが広まるきっかけになったと言われています。

 

STEM教育・STEAM教育の目的は、科学・技術・工学・数学・芸術の学問の教育に力を注ぐことで、IT社会とグローバル社会に適応した国際競争力を持った人材を生み出す所にあります。

IT技術や科学技術に秀でた人材を育成するという意味ではなく、「自分で学び、自分で理解をしていくこと」ができる力を伸ばすのがSTEM教育・STEAM教育です。

 

日本でSTEAM教育が話題になったきっかけは、何と言ってもプログラミング教育の必修化でしょう。

自発性・想像力・判断力・問題解決力といった能力を高めていくことを可能するものが、ITでありテクノロジー、コンピュータです。

子供の頃からタブレットに触れる、パソコンでプログラミングする、ロボットを組み立てるなどの経験を積みながら成長することで、より専門性の高い人材を増やすこと、国際社会において価値のある人材を生み出すことがSTEAM教育の本質といえるでしょう。

 

STEM教育・STEAM教育が必要なのは理系の人材だけ?

 

ここまでの話だとSTEAM教育は理系の人のための教育のように感じますね。実際はどうなのでしょうか?

AI時代の到来によって、いまの小学生が大人になる頃には今ある仕事の半分が入れ替わるという予測がされるほど社会が変化します。これからAIは人の作業の一部を担い、人はAIが担えない領域の仕事を担当します。

これはAIに仕事を奪われるのではなく、いままで以上に良いものをつくっていける社会だと思います。

 

AIが担えない領域とは

 

では、AIが担うことができない仕事にはどんなものがあるでしょう。

 

AIは、クリエイティブとホスピタリティの分野が苦手です。クリエイティブとは、論理的な思考だけでは生み出すことができないもので、それを補うのがSTEAM教育のアートの部分です。

STEAM教育は、科学・工学の知見を持ったうえでアートの要素を組み込み、コンピュータでは決して生み出すことができないものをつくりあげるトレーニングになります。

 

STEM教育・STEAM教育と教育版レゴ マインドストームEV3

 

文部科学省はプログラミング教育のあり方を、以下のように公表しています。

 

プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むこと

 

2020年から小学校でのプログラミング必修化が始まることもあり、子供向けのプログラミング教室やプログラミングの教材が増えてきました。

子供向けのプログラミングとしてはスクラッチ(Scratch)やマインクラフトのプログラミングがありますが、PC画面の中で動くプログラムはSTEM教育・STEAM教育の観点から考えると、工学分野での教育が薄い印象です。

バランスよく科学・技術・工学・数学・芸術分野の教育を行うという点では、ロボットプログラミングがおすすめと言えるでしょう。

 

クレファス の授業でも使用しているマインドストームEV3は、プログラミングとSTEMを学習できるレゴキットで、客観的思考力、問題解決能力、コラボレーション能力を高めることができます。

このレゴキットがレゴ社とMIT-マサチューセッツ工科大学が共同で開発したロボティクス製品です。

ブロックを組み合わせてプログラムを作成するビジュアルプログラミングで、直感的に理解しやすい形でプログラミングをすることができます。

単純なプログラミングだけでなく複雑なプログラミングの作成も可能で、さらにはデータロギングまでもできてしまう優秀なキットとなっています。

 

教育版レゴ マインドストームは、ロボットデザイン、組み立て、プロブラミング、テストを通してSTEMを学ぶための教材として開発されています。STEMという抽象的で、教えることが難しい科目を、実際に見て触れることができる体験型授業に変えることで、STEMを身近に体験できるツールとなっています。

 

クレファス は、レゴマインドストームEV3(低学年はWedo2.0)を使用したロボットプログラミングでSTEAMを学ぶ教室となっています。

STEAMのA(芸術)は、コンセプトモデルから自由にロボットを改造することでクリエイティブな力を伸ばして欲しいと思っています。

授業中の子供たちを見ていて思うことは、改良の時間が一番楽しそうで子供達の個性が見える時間です。

機能的な部分でのこだわりだけでなく、見た目へのこだわりやよりシンプルなロボットに仕上げたいなど、独創的なアイディアや出来上がったロボットには毎回驚かされます。

 

気軽にプログラミングが楽しめる機会が増え、今後もSTEM教育への関心が高まっていくのは間違いないでしょう。

ただし、「STEAM教育 = プログラミング教育」ではないといことを忘れないで欲しいと思います。

プログラミング教育の主たる部分は、「プログラミング的思考」「論理的思考」を育てることろにあります。

しかし、これからの社会を生きていくために必要不可欠な「STEAM」の力を伸ばすためのツールとして、プログラミングが有効であることは確かです。

クレファス ではロボットプログラミング教室として、STEAM教育に取り組んでいることを知っていただけたら嬉しいです。

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