【授業風景公開】本日の授業では、トラス構造を使って空を目指しました。
クレファス金沢では授業はどのようなことをやっているの?そんな問い合わせが多いので、授業内容をちらりと公開いたします。
形には強さがある。三角形と四角形の構造について。
クレファスではロボットを作る前に、頑丈でつよいロボットを作るために形について学びます。建造物の構造について学ばないと、自立するロボットは作れません。
実際にブロックを
実際にブロックを組み立てて、三角形や四角形をつくります。
連結はおなじみにこの黒いベグ。
四角形構造は弱い。
早速正方形を作りました。製作時間30秒。綺麗にできましたけど、この構造は弱いです。
試しに力を加えてみます。
クシャ!
案の定。
次行ってみよう!
五角形も弱い。
部品を一つ加えて五角形にしました。これではどうでしょう?
やっぱり。クシャクシャになりました。
次行ってみよう。
コレではどうだ!ハニカム構造こと六角形だ!
蜂の巣でおなじみの六角形!これではどうだ!
火を見るより明らか。
やっぱり壊れちゃった。
次行ってみよう!
真打ち登場!三角形!!
二等辺三角形!これではどうだ!!製作時間20秒。
むむ。壊れない。
次。正三角形!製作時間10秒。
力を入れてみます。
やっぱり壊れない。
三角形は強い!四角形よりも圧倒的に強い!
実験の結果、三角形は強いです。四角形以上は弱いです。
そんなのわかっていたよ!と思う方もいると思いますが、実際にブロックで作ると結構盛り上がります。
勉強した構造を応用して天を目指せ!!
普通に高く積み上げるだけだと、ある程度の高さまでしか高くなりません。
理由は、自重です。
自重とは、自らの重さです。
構造物が小さなうちは問題になりませんが、高くなってくるとこの自重が極めて厄介です。
例えば東京スカイツリー!
高いです。
634メートルあります。覚え方は、ムサシ!武蔵ヶ辻じゃありません。
東京スカイツリー辛い高くなると、土台にかかってくる重さは何トンくらいでしょうか?
知りませんが、きっと象よりも重いと思います。
例えば、宇宙エレベータ。
地上と宇宙ステーションおをエレベータのように行き来できるエレベータ。
宇宙エレベータをつくると、スペースシャトルが要らなくなる。節約☆節約☆
でも宇宙ステーションまで何キロ???東京スカイツリーの比じゃないです。それをどうやってつなげるのか?
これが自重問題です。
でもトラス構造を使えば、案外としっかりと出来ちゃいます。
じゃじゃん!
こんなんできました!
しっかりと三角形がありますね。
まさかこんなに高くなるとは・・・
子どもの発想力はすごいね。
製作者である将来の建築家は大満足の様子!
単なるレゴもしっかりと勉強すれば、なんでもできますよ!
クレファス金沢楽しいよ!